herdrって何よ
herdrは「AIコーディングエージェント向けのターミナルワークスペースマネージャー」で、Rustで開発されている。ざっくり言うと 「tmuxのAIエージェント特化版」 みたいなツール。Claudeなどのエージェントを複数ペインで並列に走らせて、その状態をまとめて管理できる。tmuxと同様にprefixキー方式でセッション・ウィンドウ・ペインを扱えるため、tmuxマスターの君なら驚くほど秒で馴染めるのが特徴。
Setting
- install
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1 |
$ brew install herdr |
- ~/.config/herdr/config.toml
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 |
# 初回起動時のオンボーディング(チュートリアル)を無効化 onboarding = false # ── キーバインド設定 ── [keys] prefix = "ctrl+t" # すべての操作の起点となるプレフィックスキー detach = "prefix+d" # セッションからデタッチ(切り離し) new_tab = "prefix+c" # 新しいタブを作成 close_tab = "prefix+&" # 現在のタブを閉じる rename_tab = "prefix+," # タブの名前を変更 previous_tab = "prefix+p" # 一つ前のタブへ移動 switch_tab = "prefix+1..9" # 番号(1〜9)でタブを直接切り替え split_vertical = "prefix+%" # ペインを垂直分割(左右) split_horizontal = "prefix+\"" # ペインを水平分割(上下) last_pane = "prefix+;" # 直前に操作したペインへ移動 close_pane = "prefix+x" # 現在のペインを閉じる copy_mode = "prefix+[" # コピーモード(スクロール・選択)に入る reload_config = "prefix+r" # 設定ファイルを再読み込み resize_mode = "prefix+shift+r" # ペインのリサイズモードに入る # ── テーマ(配色)設定 ── [theme] name = "terminal" # 使用テーマ名(terminal はターミナル既定色を利用) auto_switch = true # OSのライト/ダークに応じてテーマを自動切り替え dark_name = "dracula" # ダークモード時のテーマ light_name = "catppuccin-latte" # ライトモード時のテーマ # ── セッション(状態保持)設定 ── [session] resume_agents_on_restore = true # セッション復元時にエージェントも再開 # ── UI(見た目・動作)設定 ── [ui] show_agent_labels_on_pane_borders = true # ペイン枠にエージェントのラベルを表示 # トースト通知 [ui.toast] delivery = "system" # 通知の表示方法(system = OS標準通知を使用) # サウンド(効果音) [ui.sound] enabled = false # 効果音を無効化 |
herdrのデフォルトのprefixは ctrl+b とtmuxと同じ。自分はctrl+tに変えているが、基本のキー体系は完全にtmuxに寄せることにした。ちなみにペインの移動はマウス操作も可能。
- ワークスペースについて
herdrのワークスペースはtmuxのsessionに相当する。
prefix w– 一覧ピッカーを開く/切替(tmuxのchoose-tree相当。矢印+Enterで選択)↑– 前のワークスペースへ(prefix不要)↓– 次のワークスペースへ(prefix不要)
prefix shift+n– 新規作成prefix shift+w– 名前を変更prefix shift+d– 削除prefix ?– キーバインドのヘルプ
prefix w(一覧から選ぶ)か 矢印 ↑ ↓(隣へ移動)を覚えればOK。
- AIエージェントの状態
- 🔴 Block – 承認や入力待ちで停止中
- 🟡 Working- 作業中
- 🔵 Done – 完了
- 🟢 Idle – 待機中
- ⚪ Unknown – エージェント以外
左下のペインでAIの状態を観測することができる。tmuxだとAIのプロンプトが完了したのかわざわざ見に行かないとわからないが、通知が来るのは便利。
- 画面
まとめ
tmuxの手に馴染んだキー操作感はそのままに、AIエージェントの管理効率が爆発的に上がった。(Neovimとの相性も問題なさそう)複数のClaudeを並列でぶん回しつつ、それぞれの進捗やステータスを見張れるので、10年以上利用していたtmuxには、もう戻れそうにない。そして、VSCodeにも戻れない。
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1989年生まれのSRE 。ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして携わる。 現在はサービスの信頼性向上、DevOps、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、オブザーバビリティ、 緊急対応、AWSでのインフラ構築、Docker開発環境の提供、IaC、新技術の検証、リファクタリング、セキュリティ強化、分析基盤の運用、チームマネジメントを担当している。
個人事業主では数社サーバー保守とベンチャー企業のインフラコンサルティングを行うほか、TechBullを創業し、ジュニアエンジニアのコミュニティを運営している。さらに、エンジニア向けYouTubeメディア「TECH WORLD」ではSRE関連の動画に出演し、過去には脆弱性スキャナ「Vuls」のOSS活動にも貢献。 ガジェット系エンジニアYouTuberとしても発信。
